2月の初めに、京都大学で行った「ミツバチ、植生、人の暮らし:アジア、アフリカにおける持続的な昆虫利用」と言う学会へ誘われました。ミツバチの研究者にとって、クロスズメバチの『飼育』ということが面白いかも知れないと思って,ヘボ祭りで集まったデータを使って「Wasp husbandry」という話題で発表しました。[Wasp husbandry]といって、直訳すると,たぶん「スズメバチ畜産飼育」になると思いますが,英語でも正しい言葉を見つかるのは難しいです.「Semi-domestication / 半栽培」という言葉も使えると思います.つまり、家畜でもないが,飼育されているので「野生」も言えません.
ヘボ(クロスズメバチ)を飼育することは,確かに大正時代からされていました.下左の写真はヘボの巣箱です.去年採りました.下右の写真は1916年の雑誌にのったヘボ巣箱の絵です。
ヘボ(クロスズメバチ)を飼育することは,確かに大正時代からされていました.下左の写真はヘボの巣箱です.去年採りました.下右の写真は1916年の雑誌にのったヘボ巣箱の絵です。
珍しいことに、ヘボの飼育はグラッスルーツ的な進展でした。最近の昆虫飼育のことを考えると、政府科学者かNGOのような大きな施設が始まったコオロギ飼育などが多いですが,グラッスルーツ的な飼育は面白くて重要だと思います.
さて、良いことに,京都の学会で他の発表者も同じような話題で発表しました!大ミツバチも,あれところで,飼育する活動は最近発展されていたそうです.(最近といっても,歴史は知られていないが,ただ昔からの習慣ではないそうです)
その学者は「Nicolas Cesard」というフランス人です.インドネシアでフィエルドワークをされています.下の写真を見ると,大ミツバチの飼育されている巣や飼育し方の絵も見えます.ヘボと一緒,この活動はだいたい男性の約です.ヘボと一緒,この巣を収穫すると一番高級な製品は幼虫です!もちろん蜂蜜も採っていますが、幼虫のほうが収入になれば、幼虫のほうがメーンだというわけではありませんか?ところで、最近日本ミツバチを買っている方に「日本ミツバチの子は他の蜂の子よりずっとうまい』と言われました。大米ミツバチの子も美味しいでしょうか?